札幌市・年間100人もの孤独死

貧困の挙句に孤独死となった事例が社会問題となり、札幌市が初めて調べてみたそうです。

札幌市内で誰にも知られず自宅で亡くなった一人暮らしの生活保護受給者が、2012年4月から6月の3カ月で43人いたことが27日、札幌市のまとめで分かりました。
生活保護の支給を「死去」のために廃止した人のうち、親族などからの速やかな通報で手続きした人を除いたケースを初めてまとめた。
遺体発見までの時間や性別、年齢層の分析はされていません。

札幌市によると、死亡のため保護費の支給を打ち切った人のうち、親族がすぐに気づき手続きしたケースを除いた数です。
性別や年齢、死因は分析されてないそうですが、高齢者が多いことが調査で分かりました。
(43人のうち、37人は家賃滞納で様子を見に行った大家らが発見し、6人はケースワーカーや民生委員らが気付きました)

では、実際に札幌市で起きた孤独死の例を挙げてみましょう。

「札幌市白石区のマンションで女性2人の遺体が見つかり、北海道警は25日に40代の無職の姉妹と確認した。
姉が病死した後、知的障害があった妹が自力で生活できずに凍死したとみられる。
道は高齢者や障害者の見守り態勢の強化に乗り出す。

道警によると、姉妹は佐野湖未枝さん(42)と恵さん(40)。マンションの管理会社から連絡が取れないとの通報を受け
白石署員が20日に遺体を見つけた。司法解剖の結果、湖未枝さんは先月下旬~1月初旬に病死、恵さんは1月初旬~中旬に凍死していた。

姉妹は恵さんの月7万円程度の障害者年金で暮らしていて、料金滞納のためガスは昨年11月末に止められたままだった。 」

この事例のように、孤独死は1人暮らしの人・高齢者だけに発生するわけではありません。
生活苦が原因で孤独死が起こりうるのです。
2人暮らしでも孤独死が起こりうるのです。
障害を持った家族がいる家庭にも孤独死が起こりうるのです。
介護をしている家族がいる家庭にも孤独死が起こりうるのです。

この様なことが起こった札幌市では孤独死の対策をはじめました。
札幌市におきましては、1995年から2005年までの10年間で、ひとり暮らしの高齢者世帯が約3万世帯から6万世帯へと倍増。
高齢者夫婦世帯も4万3千世帯から7万世帯へとおよそ1.5倍も増加。
このような状況のもとで、孤立死の増加が懸念されているのです。
平成19年10月に「さっぽろ孤立死ゼロ推進会議」を設置し、その会議の下に具体的な取組みを行う機関として「さっぽろ孤立死ゼロ推進センター」を同年12月に開設しました。このセンターを拠点として、電話相談や出前講座等の啓発活動を進めています。

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